愛のカタチ

ヒトに向けても、そうじゃなくても。
色んな愛があるよね。

先月は久しぶりにアートコンプレックスセンターさんの企画展に出させていただきました。
「愛」がテーマの、「愛のカタチ展」。
描いてみたいテーマだな〜と思って応募したんですよね。

「めばえ」「捧げる」「スキ  キライ」はこの展示でおひろめした作品です。

特に「捧げる」はけっこう気に入ってます。手を描くのが好きなのもあり、新作3点の中でいちばん気持ちが入りました。

捧げる

ロボットの手にしたので、朽ちてる感じを描きこむのもめっちゃ楽しかったです!錆感なんかは、もっと研究しないとなぁ…もっとボロボロにしたい。

お買い上げいただいたお客さんが、この絵について色々と考察してお話してくれたのが嬉しかったです。想像をふくらませられるような絵が描けたんだなぁと。

この手が持ってるお花はアネモネです。
赤いアネモネの花言葉は「君を愛す」。

それを持った手が……手だけがこの形で、ガラクタだらけの場所にポツン、と置いてある。周りには人っ子一人いない。
そんなイメージです。

花を受け取ってくれる誰かは、何かは現れたのか?それはわかりません。受け取ってもらえたらそれは幸せなことだろうけど。

自分の中で「愛」ってなんだろうな、と考えたとき、それは「ヒトと向き合う中で生まれた心の動き」だろうなと思いました。
恋愛、友愛、家族愛、あといろいろ……何かのきっかけで種になって根付いて、花が咲いたり、枯れたり……自分で摘んでしまったものもあります。
それらが、ガラクタだらけのわたしの世界の中で色をもたらしてるのかもしれません。

やっぱり描いてて楽しいテーマでした。描きたいものとマッチしてたと思います!
もっとドロッとしたネガティブな印象の愛もあると思うんですが、今回はみんな穏やかで優しい作品が多かったです。フンワリ…

次回もあればまた参加したいな〜。次はまた別のカタチになっている……かも?たのしみにしてます。

次回といえば、気になる企画展があるので参加するかもです。5月中旬あたりかな…詳細はまた4月に!

それではまた〜。